メガネの杉浦
メガネの杉浦の日常をお伝えします。
豊橋発、日帰りで行けるこんないい所 No.9
■6月25日(水)■******************************************************

この間、京都の「詩仙堂がいい」という話で私も以前に行ったことがあって盛り上がり、それで思い出したのが安城市にその「詩仙堂」を再現した『丈山苑』というところがあってそこへも既に行ったことがあるのですが、ここの方がむしろ本家より良かった印象があり京都まで行かずともこんな近くにそれに勝る所があるので今回ご紹介します。また、折角ですので近くにある『デンパーク』へも寄って参りました。

【公共交通機関利用】

■豊橋駅
 ↓ (JR東海)
■安城駅
 ↓ (あんくるバス100円
     /自治体が住民の移動手段を確保するために運行する路線バスでこれを使わない手はない)
和泉 丈山苑
 ↓ (あんくるバス)
デンパーク
 ↓ (あんくるバス)
■安城駅
 ↓ (JR東海)
■豊橋駅


★和泉 丈山苑 / 安城市和泉町中本郷・入苑料 一般100円
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江戸時代初期の武士・文人として名高い石川丈山(いしかわじょうざん)は、碧海郡泉郷(現在の安城市和泉町)の生まれです。武士を捨てた後半生は京都に建てた詩仙堂(しせんどう)ですごし、『丈山苑』は、その詩仙堂のイメージを生誕地に再現したものです。自適に生きた丈山のこころを、四季折々の草木をとおして感じることができます。今回は四季で言うなら「夏」です。
 人もそれほどいなく、本当に静寂な雰囲気を醸しだしています。何となく人のあまりいない雰囲気がここ「丈山苑」の魅力をさらに増しているように感じます。行かれるならまだメジャーになっていない今でしょう。本当に穴場という感じです。

●詩仙の間の壁には狩野探幽の書いた「三十六詩仙」(複製)が掛けられています。jyouzan01.jpg


●詩仙堂で有名な僧都
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残念ながら平地ですので音はいまひとつ響きませんが…

●石川丈山翁像
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●五重の石塔
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●丈山苑のメインとなる詩泉閣の南にひろがる南庭は、唐様庭園
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●北側にひろがる北庭は、枯山水蓬莱庭園
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●詩仙閣では、庭園を眺めながら抹茶を味わうことが出来ます。
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 ゆっくりと庭を観ながらお茶をいただき、風流、風雅、わび、さびの世界を堪能できる本当に静かで、落ち着く場所です。忙しすぎる現代人には、もってこいでしょう。

●蚊取り線香
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蚊がやたらにいるので部屋のあちこちに見た目のいい入れ物で蚊取り線香が焚かれています。(これも風流?)

●独特なデザインの嘯月楼
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京都の「詩仙堂」はこの2階の「嘯月楼」の窓からスパイ活動をしていたという噂もあるようですが?

●筧
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●四阿
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★『デンパーク』/安城市赤松町★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本の『デンマーク』と呼ばれているところです。
以前に来たことがありますので興味のあるところだけ回って参りました。

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●デンパーク開園10周年を記念して登場した、世界最大級のオルゴール「ポール・ラッシュ」denpark1.jpg

●デンパーク館
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●クラブハウス
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●地ビール工房にて
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地ビール飲み放題!!!

何を隠しましょうデンパークへ寄った最大の目的は他でもありません!
この『地ビール』が飲みたかったからなのです。アハハ
「飲み放題か~」って、そんなに呑めないのに単品が得かどうか考える自分に呆れる…

●地ビールと生ハムセット
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    結局、単品にてお上品に!


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豊橋発、日帰りで行けるこんないい所 No.8
■6月18日(水)■******************************************************
今回は、梅雨といえば『紫陽花(アジサイ)』という単純な発想で蒲郡の『形原温泉・あじさいの里』と
額田郡幸田町の『三河のあじさい寺/瑞雲山・本光寺』に行って参りました。


【公共交通機関利用】

■豊橋駅
 ↓ (JR東海)
■蒲郡駅
 ↓ (『あじさい祭り』期間中臨時バス運行)
形原温泉・あじさいの里
 ↓ (『あじさい祭り』期間中臨時バス運行)
■蒲郡駅
 ↓ (JR東海)
■三ヶ根駅
 ↓ (徒歩)
三河のあじさい寺/瑞雲山・本光寺 
↓ (徒歩)
■三ヶ根駅
 ↓ (JR東海)
■豊橋駅


★形原温泉・あじさいの里・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちょうど毎年6月1日より6月30日までの1ヶ月間開催される『形原温泉・あじさいの里/あじさい祭り』で5万株のアジサイが咲き乱れる中をのんびり見て回りました。

●アジサイといえば不思議なのは
「色変わり」ですね。

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アジサイの色変わりはどうして起こるのか、ちょいと調べてみたところ、根から吸収されて外界からアジサイの中に入ってくるアルミニウム金属元素にその秘密があるようです。『アルミニウムが吸収されると花は青くなり』『アルミニウムが吸収されないと花は赤くなる』のが原則で、根がそのアルミニウムを吸収しやすい状態になっているかどうかが問題で酸性土壌にあるアルミニウムは溶けて根が吸収しやすく青くなり、土壌が中性であったり、ややアルカリ性であったら、アルミニウムは溶けにくい状態になって吸収しにくいため赤くなる。紫はその中間で一株でも根によって違えば同じ株でも色が変わるそうで、そんなことを考えながら観るのもまた面白いかなと思いました。

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これだけ、色とりどりだと下地作り大変だろうなと…

●三河のあじさい寺/瑞雲山・本光寺
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15種1万本の紫陽花が季節を彩る
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●山門にいたるまでの参道の両側にあじさいが咲き揃っています
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ここは雨の日の方が絵になりそう、
 特に石畳が濡れているといい感じになりそう!

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●山門
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●松平家の霊廟
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●願掛け亀
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立て札を見ると「願掛け亀」とあります。
亀の背中に石碑が乗っかったような説明を読むと首のところの
凹みにお賽銭が入ると願いが叶うということで…、私にとってありきたりの
女房が今より優しくなって、私より先にボケないように!と念じ
5円玉を奮発し、首の凹みめがけて投げました。
えっ、み、見事に、外れました…前途多難?
そんな都合のいいお願いは『たった5円』じゃ、お断りって…?

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●おまけ?食事は、地元豊橋で食べることに…しかも「ひっぱり凧」
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余分な説明は無用ですね


●「焼酎」+「蕎麦」----------------------------------------------------------
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焼酎が写っていませんが…?

豊橋発、日帰りで行けるこんないい所 No.7
■6月4日(水)■******************************************************

5月14日に、5~6月までは「あやめ」や「しょうぶ」や「かきつばた」のシーズンとして「八橋かきつばた園」へ行きましたので、今回は「花菖蒲」に的を絞って「花菖蒲」といえば、豊橋にもありますがやはりなんといっても静岡県掛川市の『加茂花菖蒲園』無しには語れませんので、以前に行ったことがありますが今回はその『加茂花菖蒲園』をメインにして同じ掛川の『花鳥園』、そして帰り道の袋井市の『可睡ゆりの園』へと巡って参りました。

【公共交通機関利用】

■豊橋駅
 ↓ (JR東海)
■掛川駅
 ↓ (天竜浜名湖鉄道)
■原田駅
 ↓ (徒歩)
加茂花菖蒲園

強調文原田駅
 ↓ (天竜浜名湖鉄道)
■掛川駅
 ↓ (徒歩)
花鳥園


■掛川駅
 ↓ (JR東海)
■袋井駅
 ↓ (可睡斎行き専用バス)
可睡ゆりの園


■加茂花菖蒲園
/ 静岡県掛川市原里110
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加茂花菖蒲園は、緑深い杉の山と、江戸時代に建てられた庄屋屋敷の
門前に広がる、全国に知られる花菖蒲園です。

午前8:00からの開園とありましたが8:00前に到着して入口まで行ってみると
快く入れてくれました。
「おー、俺一人の貸切だー!」
園内には私以外は係りの人だけです。
それはちょいと寂しいというか、不思議なもので人が少しはいる方が絵になる
ような気がしました。

花菖蒲の特長の確認
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画像のように色とりどりの花菖蒲がありますが、 
『八橋かきつばた園』の時に
『菖蒲(あやめ)・菖蒲(しょうぶ)・杜若の違い』の見分け方として
【花菖蒲】は花の種類は多く紫系統の他に黄色や白、絞り等、多彩であるがどれも
「花弁の根元のところに黄色い目の形の模様」があると知りましたので
注意深く花弁の根元を見てみるとなるほど画像でもわかる様に形は目に似ている
かどうかは別としてどれも黄色い色がついていました。

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加茂荘の蔵と花菖蒲と杉の森のバランス
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加茂花菖蒲園の魅力は、全体的に見渡した時に大規模な花菖蒲園から映る
鋭利な葉の‘緑色’と花の‘紫色’(主に)、また歴史ある庄屋屋敷の白壁の‘白色’や
くっきりと直線を描く柱の‘こげ茶色’、そして後ろにはどっしりとした杉の森が控え、
それは‘深緑色’という具合に昔懐かしい山里の雰囲気とこれらの色合いとが相まって、
このバランスが純日本的な別天地を演出していることにあるように感じるのは私だけでしょうか。
外国人がこの様な景色に惹かれるのも無理ないのかもしれないと思ったりもしました。

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加茂03


食事は、時間が早いので後ほど…
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加茂家は庄屋であった頃からの客人接待を伝える料理として
庄屋料理(2,500円高い!)や庄屋弁当(1,500高い!)が食事としてあります。
それ以外にも昔ながらの料理法での食べ物もあります。

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■花鳥園   / 静岡県掛川市南西郷1517
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ここと加茂花菖蒲園とは加茂グループという関係にあって入園料もセットで
買う方が安くなるので、当然セットにしました。それにしても、静かで日本的な
加茂花菖蒲園とは正反対で色鮮やかで鳥の鳴き声等賑やかな所です。
動物好き、特に鳥が好きで人間に慣れていて自然体で触れ合う事が出来る
この施設は感激するでしょう。逆に鳥が怖い方や糞に神経質な方にはちょっと
向かないかもしれません。

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日頃の行いが良い…?
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なかなか孔雀が羽をひろげるところは見られないものですが、見せてくれました!
これは、やっぱり日頃の行いが良いから…?

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満開の花の下で一服
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大抵 地面にあるのが当然な花が、頭の上に吊ってあって色とりどり花が満開に
なっていると「花の別世界」へ来たような不思議な感じで、これまた綺麗でした。

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睡蓮
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鮮やかな色の睡蓮が綺麗です。

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■可睡ゆりの園
     / 静岡県袋井市久能2990-1
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色分けして植えられたコーナーや5色混色のコーナー・5色ライン等さすがに
上手く作ってあります。
先に廻った『加茂花菖蒲園』や『花鳥園』とはまた違った世界で最後に廻るのに
ふさわしい感じがしました。

●黄色鮮やかに揃ってまるでジュウタンを敷いたようです。
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●5色混色のコーナー
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●5色ライン
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●白色コーナー
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●色とりどり
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『ここでしか…』----------------------------------------------------------
パンフレットをもらいあらかじめ食事の場所を決めておいたので順路に従って
一周まわり目当ての所に近づいて行くと

「ここでしか食べられないゆりの天ぷら」

       などという看板が目に飛び込んできました。

私は、この「ここでしか」という言葉に非常に弱いところへもってきて
大好きな「天ぷら」と来たら一瞬のうちに頭の中は、
いや、口の中は想像した天ぷらの味とそれを流し込むビールの味とで
満たされた錯覚に陥って、足は自然とお食事処へ。

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ご覧下さい! 美味しそうでしょう、ほんと美味しかったです。
看板通りのものがでてきて『ゆりの根』は玉ネギに近いものを想像していましたが
どちらかというと芋に近い感じで美味しくいただきました。

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いつもの旅の醍醐味を味わい幸せな気分で帰路へ。